Japanese | -> Car | -> モディファイ | -2004.6.3 Updated- |
自分はどんな車に乗りたいかという時点で選択の自由はあるにしろ、所詮現在の車は例外を除き大量生産された没個性のものではないだろうか。
もちろんそのままの姿で十分満足していても自然なことであるし、車は移動するための道具にすぎないと考える方にとっては、モディファイなんて無意味かもしれない。実際私自身もLEGACYに巡り会うまでは、
「車はただの道具。 "つるし" で乗るのが当たり前」
と考えていた。
それが、である(苦笑)。書店で買い求めた、ワゴンを特集した一冊の本が、私の考えを大きく揺さぶった。今でこそ有りがちな、アフターパーツの紹介と、思い思いにモディファイされた車の数々をその内容とする本なのであるが、読むに連れ、
「車だけでも高価なのに、加えて数十万〜百数十万のお金をかけるこの人たちは何なのだろう???」
という疑問が、
「オリジナリティを求めることは真っ当な欲求ではないだろうか? 自分もやってみたい」
という思いに変化していったのである。
とはいえ、LEGACY (BF) が潜在的に持つテイストをかなり気にいっているので、素材をスポイルしてしまうような変貌を私は好まない。それ故----本質を見失わないという意味合いで----あくまでドレスアップではなくモディファイだと主張される夢の助さんに私は共感を覚える。