Japanese -> Pet -> 金魚 -> いろいろな買い物 -2000.3.29 Created-

[ いろいろな買い物 ]

 先日入手したバイコム・バフィー。取扱説明書を読むと上部フィルタの場合「ウールマットと濾材の間」に入れるように書かれている。ウールマットはこの粗目のマットで、濾材とはこの白くて細目のマットのこと???? う〜ん、何か腑に落ちない。どっちもウールマットのように思える。

 早速バフィーを購入した日本水族館にTEL。

「お客様の水槽は濾材が入っていない状態ですね。マットでもある程度はバクテリアは定着しますが、やはり濾材をお使いになることをお勧めします」

 やはり思った通りだった。本当は日本水族館まで行って濾材を購入したかったが、時間もなく近隣のホームセンターへ。あまり品数はなかったが、その中では一番まともそうなニッソーのバイオミックスを購入。粗目のマットを外し、上から、細目のマット-バフィー-バイオミックスとセットし直した。

 後日あらためて日本水族館にて、買い足す必要なものがないかどうか御相談。

 まずはヒータ。金魚がいくら低温に強いとはいえ、やはり15度を切ると体力が低下し、病気になりやすいようだ。60cmの水槽に見合った150Wのサーモスタットと一体型のものを購入。

 次に生物濾過を早く立ち上げるにはどうすればよいか聞いたところ、勧められたのはバイコム7821PDという生きたバクテリアそのものの投入(驚)。とりあえずスターティングセット(各110ml、1980円)を買った。帰宅してすぐに規定量を投入したことはいうまでもない。

 なんだか予想以上にお金がかかってきているような気が(苦笑)。

濾材:
 バクテリアは水の中や砂利の中にも生息する。しかし水槽ではそれだけでは量が不足するので、別途住処を用意してあげる必要がある。それが濾材だ。バフィーも濾材の一種だが、補助的に使われる。濾材はピンキリで、吸着力や耐久性と値段が比例する。どのみち消耗品だができれば吸着性・耐久性ともに優れたパワーハウス等を最初から購入することをお勧めする(私も現在はパワーハウス・ソフトタイプMを使用している)。

ヒータ:
 これも消耗品である。ですから配線を気にしなければ、サーモスタットと別のものの方がいいと思う。

バクテリア:
 その働きにより、残餌、排泄物、枯葉等の有機物は以下のように変化する。

有機物->アンモニア->亜硝酸->硝酸塩->窒素

 バイコム78は「アンモニア->亜硝酸->硝酸塩」の過程を受け持つ硝化菌の培養液である。

 一方バイコム21PDは、好気下(酸素のある状態)では「有機物->アンモニア->亜硝酸」の過程を、嫌気下(酸素のない状態)では「硝酸塩->窒素」の過程を受け持つ脱窒素菌の培養液だ。なお脱窒素菌の嫌気状態は、バフィーに21PDを染み込ませて砂利の中に埋める等の人為的な作業が必要である。

 どちらも1週間程で定着するが、水替え時に個体数は減少するので、補充するのが良いと思う。私の場合は、水替えの時に硝化菌用の専用基質と21PDを補充している。


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