Japanese | -> Computer | -> LCのモディファイ | -> 33MHzへのクロックアップ | -1999.4.22 Updated- |
基本的なチューンアップが一段落したので、いよいよクロックアップの作業に取り掛かった ( - :
まずは第一段階として25MHzから33MHzへの改造を行う。作業内容の詳細は、"DOPING MAC"もしくはGABEZING ROOMを参照してほしい。要するに、2個のチップ抵抗を外し、別の位置に付け替えることによりクロックアップを実現する。部品代のかからない非常にリーズナブルな方法である。
実際に作業に取り掛かってみると、思っていた以上にチップ抵抗が外しにくい... ハンダをとかす一方でカッターを滑り込ませるのだが、なかなか抵抗が動いてくれない。それでも熱を加え過ぎないよう注意しながら、何度か試みているうちにうまく外れてくれた。とても小さい部品なので、すぐに移動先にハンダ付けする。これで半分作業終了。
もう一方の抵抗を外す時に、油断してちょっと力を入れ過ぎてしまい、抵抗とともにパターンが剥がれてしまった!不安を抱えながら、移動先にハンダ付け。取りあえず作業終了。
マザーボードや電源を元通りに組み立てて起動してみると、起動音が鳴らず、その後もモニタは真っ黒のまま(泣)。もう一度マザーボードを取り出してチェックする。ハンダをもう少し盛って再度起動。やはり状況は変わらず...
気を取り直してもう一度マザーボードを眺める。すると先程1箇所パターンを剥がしてしまったために本来つながっているべき配線がとぎれてしまっているところを発見。ジャンパー線で対処して起動してみると...いつもの「ジャーン」が聞こえてきた。ほっ。
内蔵HDDを認識してくれないので、CD-ROMで起動し、PRAMをクリア。無事内蔵HDDで起動し、Clockometerでクロックを確認すると、うひょーっ、32.83MHz!
感動のうちにクロックアップを成功させることができた。次は40MHz...
ORG. | STEP1 | STEP2 | STEP3 | STEP4 | STEP5 | |
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CPU | 68020 | 68030 | 68LC040 | 68040 | ---> | ---> |
FPU | なし | ---> | ---> | 内蔵 | ---> | ---> |
CPUクロック | 16MHz | 25MHz | ---> | ---> | ---> | ---> |
バス幅 | 16bit | 32bit | ---> | ---> | ---> | ---> |
メモリ最大容量 | 10MB | 36MB | ---> | ---> | ---> | ---> |
メモリ実搭載容量 | 4MB | 8MB | 36MB | ---> | 68MB | ---> |
ハードディスク容量 | 100MB | 160MB | ---> | ---> | ---> | 1GB |
STEP6 | |
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CPU | 68040 |
FPU | 内蔵 |
CPUクロック | 33MHz |
バス幅 | 32bit |
メモリ最大容量 | 36MB |
メモリ実搭載容量 | 68MB |
ハードディスク容量 | 1GB |