Japanese -> Pet -> 金魚 -> 大きな水槽への憧れ -2000.2.9 Updated-

[ 大きな水槽への憧れ ]

 多くを望むにはやはり水槽が小さすぎるようである。これ以上のステップを踏むためには知識武装が必要と考え、金魚の飼い方の本を購入(苦笑)。

 現在飼っている金魚の大きさから適正な水槽を割り出した。なんと巾60cm級の中型水槽?! しかも水と砂利を入れると約80kg

「そんな大きくて重いもの、どこにおくんじゃい!!!」

 ただでさえも狭くなりつつある家のことを考えると、家族のブーイングが目に浮かぶ。だからといって妥協して巾45cm級の小型水槽を買っても、あとで後悔するのは目に見えているし....

 気をとり直して必要なものの洗い出しと金額の見積を。

水温計ネットごみ取りホース中和剤

は今使っているものを移行するとして、追加購入が必要なのは、

水槽濾過装置ライト砂利

金魚だからヒータなしでもOKか。そうすると締めて1万円で足りる(微笑)。あとは説得のみ! それから約1週間の折衝の後、購入へと駒を進めた。

 さっそくを連れ立ってホームセンターへGO!

New Stingray106 最初は軽いアクリルがいいかなあとか、安いものでいいやとか、思っていたのだが。いろいろ迷ったあげく、前面ガラスが折り曲げてあって継ぎ目のない、NISSO New Stingray 106(60cm×30cm×36cm)のセット[構成:水槽スライドフィルター600(上部式)・カラーライト600(2灯付 20W×2)・106用ガラスフタ600用マットに決めた。それと底砂として一般的な大磯砂と娘の希望でディスプレーのを購入。

 さあ、ここから楽しくも悩み多きアクアリウムという新たなホビーが始まるわけだ!

書籍:
 やはり本格的に飼育を始めようと思うなら、頼りになる1册の本を購入することを勧める。それまで漠然と考えていた事や解決できなかった疑問に対する解答がすぐさま明らかになる。

Book 私は本屋でいくつかを見比べた後、

金魚【飼い方・育て方】
/白石光 監修・写真/西東社

という本を購入した。この本は、とてもきれいな写真で様々な金魚が紹介されているのは勿論のこと、必要な器具、セッティング手順、日々の管理、病気と対処法などについてもバランス良く書かれている。それから金魚水槽で使うのに適している水草についても述べられている(金魚は雑食なので葉の柔らかい水草は食べられてしまう)。ただしあくまで金魚の飼育を中心に書かれているので、水草をメインにする場合には違ったアプローチが必要になる(濾過フィルタの選択やCO2の添加など)。

用品の購入:
 実際に用品を購入するにあたってはいくつか注意すべき点がある。

 一つめはどこで買うかだ。ホームセンターやディスカウントショップは値段が魅力的だが、そのほとんどは迷ってもアドバイスを受けることはできない。だから身近に詳しい人がいない場合は、若干高めでも専門店に行くことを勧める。その方が無駄な買い物を省くことができ、結果的に安くつく。

 二つめはセットものの善し悪し。今回購入したNISSOのセットは、デザインが統一されており非常におしゃれである。しかし用途によっては若干高くなっても別途揃えることを考慮すべきだろう。たとえば前述のように水草を主に考えるときは、最初から外部式フィルタを選択した方がいい。なぜなら、いずれはCO2の添加を考えるようになるので、濾過した水が空気を巻き込んでしまいCO2を逃がしてしまう構造の上部式フィルタは不向きだからだ。


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