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 初代LCのスペックは以下の通り。

ORG.
CPU 68020
FPU なし
CPUクロック 16MHz
バス幅 16bit
メモリ最大容量 10MB
メモリ実搭載容量 4MB
ハードディスク容量 100MB

 購入当初は不便を感じなかったが、OSの機能が向上するにつれ、

などに不満を覚えるようになった。それでも前項で触れたように、英語版SYSTEM機能拡張マネージャをフル活用してなんとか乗り切っていた。その後何度もアップグレードサービスを考えたが、コストに見合うだけのスペックの向上が見込まれないと考え見送っているうちに、いつのまにか私の興味の対象からLCが外れていた。仕事で使っているPower Macintosh 7500/100との圧倒的な力の差の前にLCの存在がかすんでしまったのも理由の一つである。

 数年経て予想もしなかったことがこの封印を解くことになる。LEGACYを通して知り合った友人からLCIIIを譲っていただけるということに。早速家へ持ち帰り、どのパーツが移植可能か検討した。というのも、わが家に初めて来たMacintoshという思い入れから、外観はできるだけ初代LCのまま残したい、と思っていたためである (将来エンジンが壊れたらエンジンを乗せ換えてでも乗り続けようとしているLEGACYと共通のコンセプトである(笑)) 。

 実物を比べてみると、思っていたよりも仕様が異なっていた。まずマザーボードの大きさが違う!そのためプラスティックのマウントで一体化されていた冷却ファンとスピーカはシャーシに直付けとなり、その取付け位置・方法とも異なるため、シャーシが別物だった。結果LCからLCIIIに移したパーツは、FDD・本体蓋・ねじ1本。無論それらはLCIIIにも付属しているものだが、こだわりということで許して欲しい。

LC vs LC3

 STEP1が、生まれ変わったわが家のLC (内部LCIII) のスペックだ。おかげでアプリケーションの動作 (特に起動時間) は見違えるように早くなった。

ORG. STEP1
CPU 68020 68030
FPU なし --->
CPUクロック 16MHz 25MHz
バス幅 16bit 32bit
メモリ最大容量 10MB 36MB
メモリ実搭載容量 4MB 8MB
ハードディスク容量 100MB 160MB

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