Japanese -> Computer -> LCのモディファイ -> VRAM・メインメモリの増設 -1999.2.24 Updated-

[ VRAM・メインメモリの増設 ]

 一度手を加え始めると止まらなくなるのが私の性分である。秋葉原を徘徊し、512KのVRAMを2枚と64MBの72PinSIMMを1枚、購入してしまった。

 VRAMは、256K×2から512K×2に差し換えると、VGAモード表示時に256色だったのが32000色表示可能になる。また今回購入したものは70nsのもので、今後予定されるCPUのクロックアップに耐えられる仕様ということもあり、思い切って購入した(もともとのVRAMは80nsのもの)。1枚3800円也。

 メインメモリに関しては、Apple社が保証するのは32MBのFastPage仕様のものまでだ。ただし各種HPを見ると完全に保証はできないが、64MBのEDO仕様のものが使用可能であるとされる。なぜならEDOはFastPage規格の上位の規格だからだ。特にLCシリーズの場合、ソケットは1つしかないので容量の大きなSIMMは貴重である(あとの4MBはマザーボードに直付けされている)。秋葉原の多くの店の場合、もしうまく動作しない場合は指定期間内であれば交換や返品に応じてくれるようだ。1枚9800円也。

EDO72Pin64MBSIMM

 交換作業自体は大変簡単。元々のメモリを抜いて新しいのを差し込むだけだ。その際横にある爪は確実に固定されるように注意してほしい。

 起動してみるとEDOメモリでも特に問題なく動作した。これでかなりのアプリケーションが無理なく動くようになる。なおSTEP4が今回のモディファイである。

ORG. STEP1 STEP2 STEP3 STEP4
CPU 68020 68030 68LC040 68040 --->
FPU なし ---> ---> 内蔵 --->
CPUクロック 16MHz 25MHz ---> ---> --->
バス幅 16bit 32bit ---> ---> --->
メモリ最大容量 10MB 36MB ---> ---> --->
メモリ実搭載容量 4MB 8MB 36MB ---> 68MB
ハードディスク容量 100MB 160MB ---> ---> --->

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