Japanese | -> Car | -> リポート | -> トノカバーの修理 | -2002.6.25 Created- |
私のようにカーゴルームにごちゃごちゃと荷物を置いている人間にとって、トノカバー程有用なものはない。しかしながら使用頻度が高ければ、カバー自体の破れ・伸び、そしてカバーを引き込む力が弱まる等の不具合が出てくる。
カバーの伸びや破れは直しようがないが、カバーの張力を復元することはできるのでその方法について紹介しよう。
+のドライバ以外に3mmのピンパンチとハンマーが必要。折れるのを覚悟すればピンパンチの代わりに千枚通しも使える。
まず片側3本ずつ計6本のタップビスを外す。
続いて片側のみ圧入されたピン(矢印のところ)をピンパンチで外す。
心棒とサイドのプラスチック部品を片側のみ分離する。
反対側のプラスチック部品と金属のカバーを持ち、分離するが手は離さないようにする。そしてバネの力が強くなる方向にプラスチック部品のみ(心棒は追従する)何度か捻る。この写真の例だと時計と反対回りに。
この際捻り過ぎると張力が強すぎて使い難くなるので程々に。逆に捻りが足りないと状況は改善しない。そこで少し捻ったら仮組みして引っ張ってみるということを繰り返すのがよい。
具合の良いと思われるポイントが見つかったら、ここまでの逆の順序でもとに戻す。
以上で最初の感触が戻るはずだ。